新しい年度の最初の行事、春季永代経法要が24日に勤修されます。ふるってご参加ください。
例会の予定は「行事の予定」のページをご参照ください。
寒くとも たもとに入れよ 西の風
弥陀の国より 吹くと思えば
常陸国で吹雪に見舞われ宿を求めるもどこの家でも門前払い。野宿を余儀なくされた親鸞聖人がお弟子さんたちに聞かせた歌。阿弥陀如来からお受けした大きなご恩を思えば、凍てつく吹雪さえも物の数ではない、との御心です。
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第八代蓮如上人の時代に「歳末の大夜」とよばれた大晦日の行事は、第十四代寂如上人の時代から「除夜会」とよばれるようになりました。過ぎし一年の念仏生活を反省し、仏祖広大のご恩徳を仰ぐ集いです。發願寺の除夜会は、皆で鐘をついて、お蕎麦やお酒をいただきながらの気楽な集いです。
奮ってご参加ください。
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下記の日程で当山報恩講を勤修いたします。
23日10:00 日中
23日13:30 大逮夜
23日18:00 芋煮会(広間にて)
23日19:00 初夜
24日 7:00 晨朝
24日 9:30 満日中
ご講師
本願寺派布教使 真野順之 師(善照寺)
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普放無量無辺光 無碍無対光炎王
清浄歓喜智慧光 不断難思無称光
超日月光照塵刹
正信偈の始まりに阿彌陀佛の徳を表す十二種類の光が出てきます。量ることができない光、際限がない光、さえぎるものがない光、比べるものがない光、煩悩を焼きつくす光、きよらかな光、喜びにみちた光、私たちの無知を照らす真実の光、絶えることのない光、思うこともできない光、言葉にすることができない光、日光や月光を超えた光。そして、このような光に全ての人が一人残らず照らされている(一切群生蒙光照)と続きます。本当かなと疑ってみても、何のことだかさっぱり分からなくても、目先のことにとらわれ忘れていても、それでも絶え間なく、漏れなく、照らし続ける光です。
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村のまつりは 夏のころ
ひるまも花火をたきました
秋のまつりは となり村
日傘のつづく 裏みちに
地面(ヂベタ)のしたに 棲むひとが
線香花火を たきました
あかい あかい 曼珠沙華金子みすゞ
彼岸花を地底に住む人の花火に見立てた金子みすゞの詩。この花の別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」はサンスクリットに由来し、お釈迦様が説法を説かれた時に天から降ってきた天上の花を指す言葉。緑のあぜ道に真っ赤な花を咲かせ、毒にも薬にもなる彼岸花は、彼岸と此岸、天の上と地の底、目の前に広がるこの世界とは別の世界に思いを馳せさせてくれます。
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上記以外の例会は8月はお休みです。15日にはお盆の行事、26日には秋季永代経法要が例年通りに開催されます。世代をこえた良いご縁を育む機会として、お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。
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今月は17日に夏季一斉清掃と門徒総会が予定されています。ご参加下さいますよう宜しくお願いいたします。
上の写真は、毎週土曜の夜の寺子屋の様子。学校の宿題やテスト対策、読書など、各自勉強道具を持ち寄って一時間静かに勉強中です。今の参加者は小学生から高校生までですが、大人の皆様の参加も大歓迎です。
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ふればぬれ ぬるればかわく 袖のうえを
あめとていとう 人ぞはかなき
一遍上人が、通り雨に見舞われた尼僧たちが慌てて袈裟や衣を脱ごうとした様子を見て詠まれたそうです。雨が降れば濡れ、濡れれば乾く、それだけのことなのに、一時の雨に濡れる衣服にこだわり雨を嫌がってしまう。そんな人間の心の頼りなさが微笑ましい光景を通して描かれています。
時宗の開祖、一遍上人は、親鸞聖人より少し若い世代で、法然上人の浄土思想を学び、お念仏を身体を使って表現する「踊り念仏」を行い、鎌倉時代の浄土仏教の発展に大きく貢献された方。
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