獅子吼短信 272

 「誕」の字は「言+延」、言葉を延ばすことから元々は「嘘、いつわり」の意味を持ちます。これがなぜか後漢時代から「生まれる」の意味でも使われるようになったそうです。この世の全ては空であり夢まぼろしのようなものであるという仏教の教えの影響があるのかもしれません。21日には降誕会法要と初参式が勤修されます。親鸞聖人のご遺徳をしのびつつ、何事も思い通りにならない儚いこの世に新しく仲間入りしてくれる初参者を歓迎する集いです。奮ってご参拝ください。


例会の予定は「行事の予定」のページをご参照ください。