獅子吼短信 291

12月31日は20時頃より除夜の鐘をつき始めます。鐘をついた後で広間でお蕎麦やうどん等を用意しております。今年一年の最後の締めくくり、ぜひともお寺でお過ごしください。


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獅子吼短信 290

報恩講法要について

下記の日程で当山報恩講を勤修いたします。

23日10:00 日中
23日13:30 大逮夜
23日19:00 初夜
24日 7:00 晨朝
24日 9:30 満日中

ご講師
本願寺派布教使 益田龍哉 師(明性寺)


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獅子吼短信 289

雨を感じられる人もいれば、
雨に濡れるだけの人もいる。
Some feel the rain. Others just get wet. – Bob Marley

蓮如上人の「阿弥陀には 隔つる心はなけれども 蓋ある水に 月は宿らじ」とも通じる言葉に思えます。蓋をしてしまった桶の水面には月を写すことができないように、心に蓋をしてしまうと感じられるものも感じられなくなってしまいます。

 


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獅子吼短信 288

十方微塵世界の
念仏の衆生をみそなはし
摂取してすてざれば
阿弥陀となづけたてまつる

浄土和讃

念仏の衆生を照らす光明、一度その光のなかに摂め取ったならば、決して捨てることのないはたらき。それが阿弥陀如来の名前の由来であると詠われています。如来の心はつねに私たちへと向けられていて、私たちはみなこの摂取の光明に包まれています。


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獅子吼短信 287

上記以外の例会は8月はお休みです。15日にはお盆の行事が開催されます。また、25日には秋季永代経法要を勤修いたします。法話は、大阪市西区の浄徳寺より三原雄高師に来ていただきます。奮ってご参加ください。


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獅子吼短信 286

これから梅雨もあけ本格的に暑い季節がやってきます。お体には十分にお気をつけてお過ごしください。今月は16日に夏季一斉清掃と臨時門徒総会が開催されます。ご参加下さいますよう宜しくお願いいたします。


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獅子吼短信 285

雨の堕つるに、山の頂に住まらずしてかならず下れる処に帰するがごとし。もし人、憍心をもつてみずから高くすれば、すなはち法水入らず。

源信大師が「往生要集」で「大智度論」を引用して書かれた言葉。雨が降ると山頂にはとどまらずに必ず低いところ流れこむようなもので、もし人がおごり高ぶって自分を高くするならば、あるいは自力にたよるならば、法の水は入らない。己を虚しくして素直に仏法を聞こうとする心の大切さが説かれています。


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獅子吼短信 284

一一のはなのなかよりは 三十六百千億の
光明てらしてほがらかに いたらぬところはさらになし

浄土和讃

一つ一つの蓮の花からは三十六百千億の光が輝き、その光が届かない所はない。この「光」は阿弥陀如来のおはたらき、煩悩の泥にまみれた私たちをほがらかに照らす光。


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獅子吼短信 283

桜木を 砕きて見れば 花もなし
花をば春の 空ゆもちくる

桜の木を砕いて中を見てみても、そこに花はないけれど、春の空がちゃんと花を運んできてくれる、という一休宗純禅師の歌。「空」には、春の「そら」と仏教の「くう」が重ねられているのでしょうか。春が来て花が咲く、この当たり前の出来事の背後にある大きな不思議や、目に見える物質の世界のはかなさを彷彿させられます。


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